物語記憶のかけら② さまざまな疑問を残しながら、毎日がただ過ぎていく。 こんな状態のまま幾日が経過しただろう。 ぼくの覚えているママは、少し太っちょで、二の腕がめっちゃ気持ちよくて、明るくて朗らかで、何でも楽しいことに変えてしまうような力を持っている人。ReadMore...2022.11.05物語記憶のかけら
物語記憶のかけら① 目覚めたぼくは自分の頬を一筋の涙がつたっていることに気が付いた。 なぜ泣いていたのかぼくはちっとも覚えていない。 「あれ?ぼくどうしちゃったんだろう?」 どんなに考えても何も思い出せない。 ぼくは、少し怖くなってママを呼んだ。 「ママ~ReadMore...2022.11.05物語記憶のかけら